記憶の彼方とその果てに

記憶の彼方とその果てに《17.屈 辱》 R-15(軽度の凌辱有り)

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最後の頼みの綱だった言葉は難なく回避されてしまった。

「良いに決まってる! 最初にお前に目をつけたのはこの俺だ! それをアイツが横取りしやがったんだ!!」

放たれた言葉に話をするだけ無駄なように思えて来た。
そもそもこれは横取り等そのような問題で片づけられる話ではない。
まかりなりにもセイラル王子はきちんと順を追って求婚し、正式に事を運ぼうとしてくれた。この男とは全く違う!
その事すら理解出来ない時点で、もう話の先は見えているかもしれない。

「わ、私は貴方を好きではないわ!」

「あいつの事だって好きな訳では無いだろぅ? 一国の王子の求婚に断り切れなかっただけだ。その証拠にお前、あの時何て言った!? ラル? ハッ笑わせるな!!」

無意識だったが、この名をサニエル王子が知っていると言う事は、何処かで助けを求めた際にうっかり口に出してしまったに違いなかった。
一瞬にして頭が真っ白になった。
助けを求めた時、頭を過ったのは確かにマジミール様と重なった夢の中の愛しい人、ラルの姿だった。では、その時に?

「そっ、それは殿下の愛称よ! セイラルのラルだわ!!」

「今日初めて会った相手に、もぅ愛称か? 昨日今日取って付けたような愛称があんな時に咄嗟に出ねぇよ!! 求婚の返事も随分待たせたそうだな。どうせ親に説得されて仕方なく婚約したって口だろう? もしかして実は他に思う男でもいるんじゃないのか? ああ、ラルとか言うのはそいつの名か!」

ほぼ図星の言葉にぐうの音も出なかった。

「・・・・・」

「いいぞ、俺の事をそのラルとかって男の名で呼んでも。俺がその男の代わりをしてやる!!」

言葉に詰まり身じろいでいると、サニエル王子はニヤリと笑い、胸元のシュミーズに手を掛けた。

「いやぁぁぁぁ!!」

ビリビリッと破れる布が引き裂かれる音に、思わず目を瞑り、顔を背けた。

「へぇ、結構エロい胸してるんだ。いいじゃん。ここまでピンクの乳房って今までない」

物欲しそうに舌を舐めずりヘラヘラと笑う姿に涙が溢れ出した。直ぐに顔が近づいて来て、もぅ恐怖以外何も無かった。

「いや!! お願い・・・・止めて!!」

恥ずかしさと恐怖で何度も叫ぶが一向に話しは聞き入れて貰えなかった。
身体が強張り自分の力で自由に動かす事も出来なかったが、それでも必死に首を左右に振って抵抗を試みた。
だが直ぐに顎を押さえられ、無理やり唇を押し当てられながら胸を揉みしだかれた。

「うぐっッ・・・・」

(「ヤダッ! 気持ち悪い!!」)

果実酒の臭いと口臭が混ざった何とも言えない気持ち悪い臭いと全身から香るムスクに似た香水の匂いに思わず咽そうになった。
湿った舌が歯列をなぞり、口を開けば奥まで入ってきそうで必死に歯噛みした。
開いてなるものか!と必死に奥歯を噛みしめ抵抗を試みるが、歯列を何度もなぞられその嫌悪感に背中がゾクリとした。
『お願い!誰か助けに来て!!』と、心の中で何度も呼びかけていたが、そう簡単に助けが来る筈も無い。

「強情な奴だな!」

パシッと頬を殴られ、目に火花が飛んだ。

涙目になりながら呆然としていると鷲掴みにされた乳房の先端をペロリと舐められた。
もう駄目だと、唇を震わせながらすすり泣いていると項垂れた顎をクイッと掴まれた。

「自分で口も開けないとは、初心のお嬢様は中々に面白い!」

鼻先で笑うと掴まれた顎の口角をギュッと押さえられると否応なく口が開かせられ、その奥に舌がにゅちゅりと差し入れられた。
気持ち悪くて、気持ち悪くてどうして良いかのか分らずに、アーリアは最後の力を振り絞り必死にその舌を噛み切った!

少しだけR度UPバージョンは、毎日0時00分更新の⇒『こちら』の「17.屈 辱」をご覧ください。

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