記憶の彼方とその果てに

記憶の彼方とその果てに《44.激 愛》R-18

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やっと彼と一つになれたのだと知ると、とても感慨深く、痛みとは違う暖かなものが胸から湧き上がってくる。

「・・・・嬉しい・・・・です・・・・」

繋がった先の奥がまだズクズクと痛むが、彼と一つになれた事がとても嬉しくて、思わずホロリと涙が溢れる。
そして、もぅ、これ以上の痛みが無いのだと思うと少しだけホッとした。

「でも、ごめんなさい・・・・。背に爪が・・・・」

「貴女の痛みに比べれば・・・・。そんな事よりも私も嬉しい。ああ、これでアーリア、貴女は私のものだ!」

そう告げた途端、奥で何かがドクンと波打った。

「・・・・すみません」

宵闇の夫は一言と耳元で唇を落しながら優しく囁くと、腰を大きく引いた。
あれだけ痛くて早く終わって欲しいとさえ思っていたのに、これで最後だと思うと何処か物寂しく・・・・思っていると、今度は再び一気に奥に差し入れられた。

「マジ・・・・あぅっ!・・・・はぁっ」

突然の状況に頭が真っ白になる。
ただ分かっている事は、今の『すみません・・・・』が、今までの痛みに対するものでは無く、これから行われる行為に対してだったのだと言う事・・・・。

まだズクズクと鈍痛がある中での思いがけない宵闇の夫の行動に翻弄される。
大きな波が来てアーリアは首を左右にフルフルと震わせた。
その表情を見てセイラルは甘く微笑む。

「ああ、アーリア・・・・、私を感じていてくれるのですね」

恥ずかしと思いながらも、嬉しい気持ちの方が大きかった。

「こんなに嬉しいことは無い・・・・」

優しい声でそう告げられれば下腹部がキュンと絞まるのを感じた。
宵闇の夫だのラルだの何だのと言う拘りはもぅ既に無かった。
全ては彼なのだと思うと何もかもが愛おしかった。
次第に鈍痛は更に和らいで行き中にもそれだけでは無い何かが感じられて来る。
どうしていいか分らずに思わず身を捩り胸元を押してみたがそれを抗うかのように更に宵闇の夫はニッコリ微笑んだ。

「恥ずかしがらないで・・・・愛おしいと言う思いがさせる自然の条理だ。抗わないで・・・・。そのまま私を感じて・・・・受け入れて愛してください」

「・・・・はい・・・・」

蚊の鳴くような声で羞恥を感じつつも小さく告げれば彼は頬を両手で包むと額に軽く口づけてくれた。
宵闇で見えない筈なのに彼の満面な笑みが見えるような気がした。

「すみません・・・・もう少しですからッ」

反応に合わせ少しずつ更に小刻みな律動が開始されて行く。
徐々に大きくなって行く衝撃の波に最早何も考えられない。

腰を引き上げられ、上から重心を掛けると更に大きく最奥を突き上げる。
何処か苦しそうに宵闇の夫の声音と衝撃に振り落されないように必死にしがみついた。

小刻みに繰り出されていた律動が大きく波打ち次に繰り出された瞬間、最奥に放たれた迸る熱を絡め取った。

「はぁ‥‥、もぅ誰にも・・・・・、渡しはしない!!」

初めて齎せられる甘い熱に酔いしれると、アーリアは真っ白に染まった光の中で意識を手放した。


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~ Comment ~

NoTitle 

おは~よ~ございますぅ~~(^m^)
あちら様も堪能させていただきました~v-238
(朝っぱらから~ 笑)

ふふふふ…
ええではないですか~(^m^)
それにしても!
ちゃんとばらしたのね!えらい!^^b
そうじゃないとね~!
よかったよかった♪♪♪

ひとまずはよかったですが、まだ問題片付いたわけではないので、
さてこれからどうなっていくのでしょうか~?
楽しみですぅ~(^m^)

えちの時のコメントって恥ずかしいでしょ?(笑)
でも慣れるから大丈夫~~~(爆)
ご馳走様でした~!これからもエロ期待しとります(笑)

はのん様 

はい。結局ラルがどうしてもバラたいと言うので、名だけはバラシちゃいました^^
やっぱり相思相愛でそのままってのは私的にも無理がありましたし^^;

そうそう、想いは通じたけど、中途半端にバラしたお蔭で問題がまた増えた^^;
だってアーリアと従者マジミール姿でイチャラブって不味いでしょ^^;
どうやってこの問題を回避するかが一つの問題。外から見てバレちゃ不味いし^^;
で、それはこれから・・・・^^;

そうそう、あっちのコメント書くの凄く言葉選びました^^;
えっ!?慣れる?? それは全然実感なし(爆)
やっぱりここまでのものは私にはまだまだハードル高いわ^^;
でも、少しでも期待裏切らないように精一杯はやってみます♪

いつも有り難うございます^^
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