記憶の彼方とその果てに

記憶の彼方とその果てに -第3章-《45.溺 愛》R-18

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前回とは明らかに違うセイラルの攻めに、アーリアは羞恥に頬を染めていた。
おそらくは見えていないであろうと分かっていても、自分でさえも目した事の無い場所に顔を埋められるとは思っても居なかった。
セイラルの執拗な攻めにアーリアは羞恥心さえも失くしてしまいそうで怖かった。

彼に触れられればもう何も考えられなくなってしまう。
既に何度も絶頂を迎えさせられ、アーリアは自分自身が分らなくなってしまいそうだった。

こちらの反応を楽しんでいるような余裕ある彼の様子に恥ずかしいから止めてと訴えても一向に止めてくれず更に高みへと上らされ、何度も恥ずかしい思いをさせられる。
なのに抗えない。
だって、本当は・・・・ずっと望んでいた・・・・。ラルと再びこうして結ばれる事を・・・・。

でも、とてもそんな事なんて言えない・・・・。


そんなアーリアの心を見透かしたのか、セイラルの温もりが急に消え去った。
触れられれば恥ずかしいのに離れられるととても不安でたまらない。
でも、もっと彼を感じたい・・・・。

「・・・・ラル?」

呼んだ瞬間、先程とは明らかに違う彼ものが寄せられた。

「あっ・・・・・」

羞恥に頬を染める間もなく甘く囁かれる言葉。

「愛しているよ。アーリア」

「・・・・あっ‥‥!!」

言葉の先から彼の身体が奥へと押し進められゆっくりと私の一部が開かれていく。

逃げたい訳では決してないのに久し振りの感触に思わず腰を引いてしまう。けれども彼はそれを許してくれなくて直ぐにがっちりと捉えられると私を翻弄していく。

「あっ・・・・」

彼の狂おしい程に乱れたと息づかいと流れ落ちる汗。
自分で感じてくれているのだと思うと胸がいっぱいになる。
更に言葉を吐き出されれば、もう何も要らないとすら思えてしまう。

「リア・・・・私のアーリア・・・・愛しているよ・・・・」

「・・・・わっ、わたしも・・・・愛してッ・・・・やっ、ラルッ」

セイラルの肩口に爪を立て縋り付きながら快感の波に押しつぶされそうになるのを必死に抗おうと試みたが、それは無理な事だった。
抵抗しきれずにそのまま絶頂へと導かされ、彼の中から溢れ出る内なるものを絡め取りながら身体を仰け反らせた。

幸せで、幸せで、幸せで。
このままずっと離さないでほしいと思った。

容赦ない彼の攻めは、それから何度も続けられ、空が薄っすらと明るくなって行く頃にやっとそれが解放されると、私は倒れ込む様に彼の腕の中で幸せに包まれながら眠りについた。

R度UPバージョンは、毎日0時00分更新の⇒『こちら』の第3章-《45.溺 愛》をご覧ください。

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