ずっと心に決めていた

ずっと心に決めていた《48.交 情2》R-15

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かなり呆気に取られたような表情で、アレクが私を見降ろしている。

「えっ!?」

「あ、……アレクだったら私、大丈夫だからッ」

「マリー?」

「こっ婚約話が進んでいる時に色々聞かされて……、あっ、アレクが辛いのだったら、私……、大丈夫だからッ」

「大丈夫って……」

「いっ、痛いのは正直嫌だけど、さっ、最初はそう言うものだと聞いているしッ、それに、こう言う状況って男の人にとってつらッ! んっ!」

真っ赤になりながら必死になってアレク今置かれた現状を何とかしてあげたくてありったけの勇気を振り絞って言葉を口にしたのにその途端、アレクからきつく抱きしめられて唇を塞がれた。

「ぁんっ、アレクッ」

「マリー、それ滅茶苦茶可愛すぎ。煽られてもっと暴走しそうになるから、逆効果」

「えっ?」

「だから、マリーはもっと私に翻弄されて。何処まで我慢できるか自信はないけど、出来るだけマリーに負担をかけない様に努力するから」

告げるなりクスリッと微笑むと同時に伸ばされた指先。

「ひっ! ……や……っ、いやぁ……っ」

「本当にいや? 私はずっとこうやってマリーに触れたいって思っていたからとっても嬉しいけど」

「ぃ……ぃゃではっ……ぁん!」

「マリーが私を気遣ってくれるのも嬉しい。だからもう遠慮はしない。マリーの望み道理、今日はここに私を受け入れて貰うのだから、もっと解しておかないとね」

胸を食み、片手で揉みしだかれながら伸ばされたもう一本の指先は、先程より明からスルリと花芯の奥まで入って行った。
湿り気を帯びた指先は、ゆるゆると何度も奥を掻き回し、まるで私の感じてしまう場所を暴こうとしているように。
強く緩急をつけて責め立てられればその感触に、次第に耐えきれなくなって直ぐに声が漏れてしまう。

「……ん。あぁ、あっ、ぁん」

「夢の中のマリーも可愛かったけれど、やはり本物のマリーの方が例えようも無い程可愛らしいな」

「ゆ、ゆめ? ……あっ、ゃんッ」

「何年も前からずっと結婚したいって思っていたんだ。夢だって見るし妄想だって抱くよ。私は聖人じゃない。耐えられ無いよ。マリーがここに来てからは尚更ね」

「……っ!!」

では、アレクは既に夢の中で私と!?
告げられた羞恥の言葉に、想像するだけで恥ずかしすぎてどうにかなりそうだった。

「マリーだって私とのファーストキスを夢に見てくれていたのだろう? 想像したのはそれだけだった? それ以上の事は、私とは、何も思えなかった?」

「そっ、それは……、はぅっ!」

体を重ねる事の意味を何となく理解して自分なりの想像を働かせ、迎え来る婚約者との時を受け入れるしかないと理解していた。
話しを耳にした時、戸惑う私に告げられたのは『大丈夫です。時が来れば誰でも受け入れられるようになるものですから』と言う言葉だった。
けれど心の準備も中途半端な状況で、突き付けられたロナルドとの現実は到底受け入れる事の出来るようなものではなく、その時頭を霞め助けを求めたのはアレクだった。
辛い羞恥の思い出になるのだとしても、それならば尚更何もかも全てアレクが良いと、アレク以外は嫌だとずっと心が叫び続けて咄嗟に逃げ出したのは過日の事……。
その後も何度も夢の中でロナルドから触れられた嫌な出来事が悪夢となって現れた。
けれど夢の中のアレクはいつも助けてはくれずに去って行くだけだった。ずっととても辛かった……。

「違うよね? 頼む、マリー……違うと言ってッ」

「ちが……っ、ずっとアレクを求めて……っ! あっ、ああっ!!」

花芯の奥を暴く指先の動きが早くなり、追い立てるように責め続けられ、ついに中から湧き起る疼きを押さえることが出来なくなった。
溢れ出す何かを感じながら更に動きを速くするアレクの指を、私は絡め取ろうとするようにいつの間にか何度も締め付けていた。
大量の蜜含んだその奥は、これから迎え来る何かを待ちわびるように小さく震えるように呼吸をしている様だった。

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~ Comment ~

NoTitle 

更新、お疲れ様です。
完結とか、大きなイベントがない限りこちらにて感想をお書きしますね。

ああもう、二人とも可愛らしい。マリー、そのセリフはアレクの言うとおり、逆効果ですよ。
夢の中でアレクは何度もマリーを抱いてたようですが(笑)、ふと思ったら彼の女性経験はどれくらいなのでしょうか?貴族だからそういう相手としていることもあるようですが(男性の私でも体だけの相手とかそういうのはあまり嫌なのですけどね)、ちょっと気になりましたね。
マリーの方はあまりいい夢は見られなかった模様。
もし売国奴にあれ以上されてたら(アレクは最悪を想定してたようですが)きっと一生もののトラウマになってたでしょうね。
これから、何度もこの想い出をすてきな夢として再現するといいですね。

さて、もう少しでとうとう初めてを捧げる時ですね。
彼女の初体験、それでちゃんとマリーがアレクを受け入れて幸せそうに愛される映写が楽しみです。今からニヤニヤが止まりません。

yama様 

今日は。了解です。

可愛らしいと言って頂けて良かったです。ホッ。
アレクの女性経験については、はっきりここで明かして良いものなのか?(笑)
今書いている部分で(数話先)アレクの経験値を示唆できる内容がちょっぴり明かされると思うので、詳しくは保留という事で。(その後も多分明かされる部分がいつか出て来る予定なので)
ですが一つだけ言えるのはアレクははっきり言って遊びで色々出来るタイプではないです。でも色々詳しいのは何故なのか?(笑)
その理由まで詳しく明かせると良いですが、何処まで書くかはまだ未定です。
最後まで明かされない時は完結後お聞き下さればお答えいたしますね。

次よりR-18指定付きます。
確かに売国奴野郎にあれ以上されていたらマリーも間違いなくトラウマになっていたでしょうね。
本当に良い夢になりそうな展開まで持って来れて良かったです。
場面的には仕上げてますが一応こちらは少し軽め予定なのでツーバージョンにする予定ですのでその作業はこれからです。
更に今一度改稿して投稿予定なので出来る限りご期待に添えるように頑張りますね。

いつもコメント有り難うございます。

NoTitle 

身体を重ねることに意味をつけるとしたら、
あえて私は欲望と言いますが。
人は欲望で生きていますので。
それは良い意味で欲というのですから。

LandM様 

今日は。
身体を重ねる意味の中には勿論欲望もありですね。
欲望にも色々な形がありますが、やはり私は愛情の中に欲望が生まれる流れで書き進めて行きたいと思っています。

いつもコメント有り難うございます。

NoTitle 

こんんちは。
誤解が解けたといえども、
マリーは男心をまだ理解していないのかも?
アレクとマリーが心身ともに一つとなれますように。

Sha-La様 

今日は。
マリー、全然男心理解していないと思います。そういうキャラです(笑)
アレクが自分との戦いながら頑張ってくれると思います。

いつもコメント有り難うございます。
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