ずっと心に決めていた

ずっと心に決めていた《50.熱 情2》R-18

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身の内から溢れ出す感情を、どう伝えて良いのか分らない。

「もうこれで……、マリーは私だけのものだッ」

強い口調でそう告げられて、胸の奥がキュンと音を立てて聞こえたような気がした。

「あっ、アレクぅ……」

これでやっとアレクに全てを捧げられたのだと思うと感慨もひとしおだった。
喜びに震える眼差しで見つめていると、伸ばした指先をそっと手に取り絡められ、手の甲に口づけられた。

「いい?」

「えっ?」

「いや、……このままでも凄く幸せなんだけど……、できれば、やっぱり……ね」

躊躇しながら告げられた言葉の意味が良く分からなくて小首を傾げた。
だが、どうやら何か希望があるような含んだ言い回しだった気が……。
でもこれ以上一体何があると言うのか?
私の姿を見て、苦笑いを漏らしている彼の欲する答えは一体何なのだろうか??

暫く無言で何かを考え込んでいる様だった……。
お蔭で先程の様な酷い痛みは幾分和らいでは来た。
だが実は今も内壁にびくびくと彼自身が脈打つ熱が感じられていて、その度に中が微妙に引き伸ばされて少し痛みを感じている……。
私はアレクとこうして繋がっているのだと感じるだけで、苦しさや痛みよりも喜びで涙が溢れそうにる程の、幸福感を感じる事が出来る。
けれど……、アレクはもしかして、それだけでは何か物足りないのだろうか?
ならば私に出来る事でアレクにより満足して貰えるものがあるのならば、我慢なんてせずにこの幸せを共に感じてほしいと思ったから決意した。

「えっと、あっ、あの……、だっ、大丈夫です……」

訳の分らぬまま、とりあえずそう告げてみた。すると……。

「……では、すまない。動くよ」

「えっ? ええ?? あっ……、あの……、ああッ!!」

やっと……、ようやく少しだけ痛みがおさまりかけてホッとしていたのに、まさか再びこのような状況に陥るとは夢にも思ってもいなかった。

更に大きく押し入れられれば中が再び窮屈そうに音を立て始めた。
下腹部の奥に湧き起る痛みがいっそう強くなり、思わず顔がゆがんでしまう。

「ぅっ!! ……ああっ……、んっ」

痛みで身悶えずにはいられないけれど、彼から零れる熱い吐息と、覆いかぶさる温もりが嬉しくて思わず必死になって背にしがみ付いた。

「絡み付いて……私も痛い……、くらいだ……。でも、マリーがそれだけ感じてくれていると思うと嬉しくて仕方ないッ」

何度も奥まで押し入られ、引き攣る様な痛みの感覚に、おもわず身体がブルリと震える。

「ぁ……っ、ぅくっ……、んっ……、はぁ……」

「ああ、すまないっ。でも、こんなにもマリーを近くに感じる。……夢みたいだ。幸せすぎてどうにかなりそうだ……っ」

額に汗しながら笑みを零し、私の唇にそっと口づける。
頬にかかる熱い吐息と、重なる胸から彼の鼓動が耳に伝わって来て、めまいがしそうだった。

「アレク……ッ」

鼻腔をくすぐる彼の汗ばんだ匂いさえも、痛みで翻弄されながらも愛おしくて仕方ない。
思わず肌を摺り寄せると熱い抱擁が再び返された。

「マリーだけだ。マリエッタだけを愛しているよ」

胸が切なくなるほどの甘い声で愛の言葉を囁かれ、充足感が胸を満たして行く。

「私も……、愛しているわ、アレクシス」

「ああっ、……マリー、マリー……ッ」

狂おしげに何度も名前を呼ばれながら繰り返される口づけは、私の内に眠っている熱い想いを掻き立て、痛みで疼いていただけの下肢からは焦がれて何かが溢れて出して来た。

「……ん。……ぁん……っ!」

慎重に事を進めようとしてくれている彼を受け入れながら、私は苦痛では無い何かを、この時初めて感じた気がした。

R度UPバージョンは、ムーンライトノベルズ様の⇒『こちら』の《50.熱 情2》をご覧ください。

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~ Comment ~

NoTitle 

更新、お疲れ様です。
マリー、無意識にアレクの理性を崩すようなセリフばっかりいってますねえ、アレクが必死に堪えてる現状が、可愛らしいです。
アレクから見ればマリーが自分の体の下で自分が動くごとに乱れていく様を見られて嬉しくてたまらないでしょう。
いつアレクの理性が完全に切れるのかとひやひやもしてますがね(笑)

純愛ものの初めてって女の子が痛みに耐えながら一生懸命好きな人を受け入れようと励んで、男の愛情を身に受けやがて快楽に染まって幸せいっぱいな状態になっていく過程が微笑ましくて良いんですよね。

アレクが慎重に優しく愛してくれるおかげでマリーも破瓜の痛みがひきはじめ、快楽を得始めた模様。
このまま二人が最後まで上り詰め、マリーにとって最高の初体験になることを願いながらその映写を楽しみにしています。

yama様 

今日は。
はい。仰る通りです(笑)
二人の一生懸命な姿を純粋に好意的に受け止めて頂けて有難うございます。
私も二人の性格と一途な面を取り込みながらそう言う思いで書かせて頂いたのでとっても嬉しいお言葉です。
アレク……、本当に頑張ってますね。
やはり愛あればこそと思っているので実際男の人ってこういう場合何処まで我慢できるのか分からないですが、そこはマリーとアレクの性格上を考えてながら理想と願望も入っていると思います(笑)
今回の流れのR指定は次回で一区切りとなります。
アレクが最後まで理性を保てるのかも視野に入れ引き続き楽しみにお読み頂ければと思います。

いつもコメント有り難うございます。

NoTitle 

これくを俗に・・・と呼ぶのですが。
コメント制限に引っかかるのでやめにして。
男は身体で、女性は心でするというのは聞いたことありますけど、
それは実際にどうなのでしょうかね。女性の気持ちは未だに彼方ですね。

LandM様 

今日は。

そうですね。その話は私も聞いた事があります。
私も色々言うと制限にひっかかりそうなので包みますが女目線からすれば男性側の気持ちは根本的には解りかねるので理想とか想像の産物でしかないのですが、人によって意見は異なるでしょうが少なくとも個人的にはやはり心が伴わないものは書くにしても何にしても気持ち的に嫌悪してしまいますね。つい。
だからこういうものは書くのが難しいんですよね。。。

いつもコメント有り難うございます。

NoTitle 

お互い誤解をしていた二人が
ここまで来るとは感慨深いですね。
アレクもマリーのことを大切に扱い、
マリーも痛みの奥に何かを感じ取った…。
2人の想いが一緒になった瞬間ですね。

あ、隠しリンクのことは書かないほうがいいですか?

Sha-La様 

今日は。

ホントに書いている方も、何とかこれで纏まったかな?状態で、でも反応怖くてドキドキでした(笑)
とにかく二人の想いを大切に書きたかったので、一生懸命でした。
伝えたかったことをきちんと受け止めて貰えると本当に嬉しいです。

隠しリンクのみに書かれている内容は、出来ましたらあちらでコメを頂けると有り難いです。
重複している部分は構いませんが、こちらではあからさま表現を抑え気味に書いているつもりなので。
お気遣い、そしていつもコメント有り難うございます。
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