ずっと心に決めていた

ずっと心に決めていた《156.薄 明3》(アレク視点)R-18

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腰を引き寄せマリーの隙間をそそり立つ己の硬いものでゆっくりと覆う。
一気に貫きたいと言う気持ちはあるが、何とかそれは自制した。
何があっても私はこの2度目の難を乗り越えて、マリーを酔わせ快感を導き出してやらねばならないのだ。
これからの長きに渡る二人の関係性をより親密で濃いものにする為にも、それは絶対的に必要不可欠に違いない。
出来るだけマリーの中を傷つけないようにと、その事だけをとりあえず念頭に置き、少しずつ身を沈めた。

「んんっ……あっ、あんっ……」

一瞬だけ訝しげに眉を顰めたが、その後直ぐに甘さが漂う色っぽい声がマリーの口から漏れ始めた。
まだ先端しか入っていないその状況で、マリーはどれだけ私を感じてくれているのだろうか?

「痛くは……ない?」

「たぶ……んっ」

「どんな感じ?」

「わかんなぃっ……、きゅーってなっちゃうのぉ」

確かにマリーの中は己を押し進めようとすると大きく波打ちそれを征そうとし、急に進みが悪くなっていた。

これはこれ以上このまま進めて良いものか?
それとも暫く待った方が良い状況なのだろうか?

過日程では無かったが、確かにあの時己を飲み込んだ筈の膣道は、かなりの窮屈さを取り戻しているようにも感じられる。

「これ以上は……きついんだな?」

「わかんなぃ……、でも、なにか……いっぱい……でっ、あっ」

少なからず感じてくれているのは確かだが、多少の痛みはあるのかもしれない。
情けないが少し待った方が良いのか、進めた方がマリーの快感をより引き出す事が出来るのか自身では判断がつかず、自らの未熟さを痛感する。
やはりこう言う時の判断は経験が物を言うのだ。
こんな事ならばやはり少しぐらい経験を積んでおくべきだったのか?
だが、マリー以外の者とこう言う事をする気にはなれなかったのだから、今更仕方ない。

「っ……くそぅっ」

己自身に言いようのない腹立たしさともどかしさを感じ、思いがけず力が入ると腹圧もかかり少しだけ己が揺らいだ。
するとマリーの中から、生暖かい何かが溢れて来るのを感じた。

「ぁんっ……」

(えっ?)

腰がかすかにビクンと跳ね……。

「マリー?!」

「アレクのがくると……、なんだか……ぁっ……、きゅぅってなって……、わかんなくなるのぉーっ……」

可愛い言葉に、思わず笑みが零れる。
これは間違いなく感じてくれているのだと言う確信めいた反応に気を良くした私は、マリーの可愛い乳房に触れながら更に己を押し進めてみる事にした。

「ああっ、もっ……むりっ……、アレ……っ、んっ」

可愛い声で鳴きながら、何かに必死で耐えているような仕草が酷く扇情的で、思わずそのまま走りそうになるが、何とかそれは必死で耐えた。
だが、その努力はあまり報われる事無く、マリーの奥が再び波打ち己を締め付けて来るからたまらない。

「くっ……、マリッ」

苦しいが痛いと言う程では無い。だが、はっきり言って、もう既に限界が近かった。
何とか今までは気を逃す事に辛うじて成功していたが、次はもう無理だと自覚した。
覚悟を決め、更に繋がりを深くする為にマリーの背中と腰を引き寄せた。

「あんっ……」

それだけで、マリーの奥は更なる潤いを増し、私を更に奥へと引き寄せた。

「少しでも動くと……、感じるんだ」

「っ……!!」

潤んだ瞳で上目づかいに睨まれたが、可愛い以外の何ものでも無い。

「別に、いじめているつもりはっ……ないんだけ……ど……。私も、余裕ないし……」

「もぉ……、アレ……っ」

「もう限界。はぁ……、これ以上は私も無理だから、もっと可愛いマリーを見せて」

言葉と同時に胸の突起に触れながら唇を食み、貪るように口づけると、一気に己を奥まで差し入れた。

「ああっ!!」

最初の時と比べると、膣道の中の滑りは明らかに良く、何処にも引っかかりを感じる事も無く、先へと進む事が出来た。

「凄いよマリーっ、食いちぎられそうだ……」

マリーの中は、私を奥へと導く度にビクビクと畝りを発していた。

その小刻みな反応は、初めての夜には感じられなかったもので、時間は空いたがマリーの奥は明らかに私を迎え入れることを喜んでくれていると言う事を感じる事が出来た。

「あ……んっ……、もっ……むりなのぉ……」

「っ、……私もムリっ、限界。動くよッ」

あまりに良すぎて、一瞬、思いのままに腰を振りたくりたい衝動に駆られたが、まだまだ狭いマリーの膣道を傷つける訳にも行かず、最初の数回はゆっくりとじれる程の緩慢な動きを心がけた。

「あっ、あぁ……っ、すっ、ごいのぉ……んっ」

ゆっくりとだが、最後の一押しだけは強さを忘れない。
そういえば、緩慢さを強調する時は最後の一押しに重点をおくようにとパウウェルから教えられたが、実際には既にその言葉を考える余裕は無く……、だが自然と身体がそう動いていたように思う。 

このままでも己を解き放てば直ぐにでもイけそうだ。
だが、性急な動きはマリーにもっと負担をかけてしまいそうで、それが怖かった。
それなのに……。

「もっとぉ……、もっとなのぉ……、ずんって……の、すごいのぉ……っ」

「っ……、マリーッ!」

衝動的だったと思う。
けれど、そんな事は最早どうでも良かった。
私はマリーの膣道に落としていた己を引き抜くと、再びそれを最奥まで一気に押し入れた。

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~ Comment ~

NoTitle 

更新、お疲れ様です。


2回目の本番、読んでて二人の初々しさにニマニマしながらも恥ずかしくなりますねえ。
書いてる側はもっと恥ずかしい思いをしてるんだろうなと思うとそれをちゃんと表現できててとても勇気があって綺麗だなって思います。

しかしアレク、耳年増だけど経験は2回目であるのによく頑張っているなあ(笑)
愛し合っていても欲望を抑えきれずに暴走して傷つけてしまうってパターンもあるから慎重にマリーを気持ちよくさせようと腰の動きを調整するアレクに頑張れっていいたいです。
まあマリーが完全に溺れたら好きなだけ動いてもいいけどね。

マリーもマリーで2回目なのにもう反応が凄いですね。

アレクの頑張りのおかげか、二人の体の相性が抜群なのか、
それともマリーがもともとそういう体質で純潔を失うと同時に目覚めたのか。

3つ目の理由でも相手がアレクだけなら問題ないはず。
ふたりがもっと気持ち良くなって愛情をぶつけあってほしいな。

yama様 

今日は。

実はこういう場面は本当は苦手だし、恥ずかしいし、少しでも出来ればカットしたい…省略したい方なんですが^^;ムーン様にも出しているし結構お気に入り登録も頂いてるので、変に裏切れないしと言う思いがあります。
それでも実は今回スルーして最後に持っていこうと思ってたんですが、何気にアレクがどう軌道修正しようとしても何か悶々とノサバッテ来ちゃって^^;
現状私の作品であって私の作品でないみたいな?
キャラが勝手に走ってて、私は追いかけながら書いている感じなので、もう走り出したらキャラが止まってくれるまで、止まれないと言う。。。書いてるこっちは凄く恥ずかしいのに^^;
なので、今回マリー視点だと書く自信も全く無く進みそうになかったので、アレクにしちゃいましたが、書けてるって事で結果オーライと思う事にしています^^;
彼ってば、ものの見事に勝手に突っ走ってくれています(笑)相手を思う気持ちを大切にしながら、それでも迸る思いは抑えられないみたいな心情が感じて貰えれば書き手冥利に尽きます。
とりあえず、書き始めたからには最後まで絶対に書きたいので、恥ずかしくても頑張って最後まで書き切りたいと思います。

相性は何気に想いだけでいっぱいいっぱい感じちゃってるようなので、かなり良い方なのかな?

いつもコメント有り難うございます。

NoTitle 

おお、最後まで書くことにこそ意義がある!!
私も昔は18禁のシナリオライターでしたからねえ。
こういうのは見てて私自身は楽しくてエロスで大好きです!!
(*´ω`)

LandM様 

今日は。

ぇっ?そ、そうだったんですか?!
シナリオライターされていたのは知ってましたが、そっち系だったんですね。
なっ、何かそう言う方に読んで頂いてるのはホントにお恥ずかしい、お目汚しですが、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります。
元々こういう場面は大の苦手で、出来れば避けたいシーンだったので、もう勝手に走ってくれているアレクの思考を忠実に再現しながら書かせて頂いている状況です。(キャラが走ってくれないと、今回は絶対に書けませんでした^^;)
今何とか明日UP予定の続きの場面的最後の1話を書いていることろですが、私のは比較的こういう場面では軽い部類にはなると思うんですが、前後の重視しているストーリィ性の重要な部分などを崩さないように微妙なものを書いて行ければと思っています。

いつもコメント有り難うございます。
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