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パウリンの娘

パウリンの娘《第2章1》

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サザーランド国の最南端イシュラルの領主アシュド伯の娘ローレライは満面の笑みを浮かべて息を弾ませながら走って帰ってきた。

「お母様、アドレアに生まれたわ! ジュリアスに似たとっても可愛い男の子なの!」

目を輝かせ勢いよく開けられたリビングの扉の奥には、母と初めて見る薄紫の瞳の美しい夫人が座っていた。

「あっ、ごめんなさい。お客様とは知らずに・・・・失礼いたしました。私この屋敷の娘でローレライと申します。」

慌てて非礼を詫び、ドレスの裾を少し持ち上げると平静を装い娘が挨拶をした。

淡い白金の髪に透明感のある新緑の瞳、爽やかな笑顔の似合う娘。
明るく物腰も柔らかく、一目見てパウリンで覘くだけでは感じられなかった聡明で健やかさを肌で感じたザビーネは、この娘がパウリンを持って生まれた意味を瞬時に理解した。

「いいえ。こちらこそ突然にお邪魔して御免なさいね。仔馬が生まれたのですね。きっとその仔は貴方を導くわ」

「えっ!?」

ローレライの驚嘆する表情を見て、母とザビーネは顔を見合わせてクスッと微笑んだ。

「以前にお話したことがあるでしょう。古い友人のザビーネよ。あなたと同じパウリンの所有者の。一度会ってみたいと話していたでしょ」

ローレライにはそう告げたが、実際に会うのは今日が二度目だった。
初めて会ったのはローレライが生まれた3日後で、その時ローレライの生まれ持つ運命を知らされた。

「今日は何て素敵な日なの!」

愛馬に仔馬が生まれ、ずっと会ってみたいと思っていた神秘の人に会えるなんて。
ローレライは瞳を輝かせ、踊り出したい気分だった。

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~ Comment ~

NoTitle 

テンプレ小説用に変えたんですね♪

主人公登場ですか?^^
これからどうなっていくのか楽しみにしてます!

HANON.H 様 

有り難うございます^^

テンプレ、訳もわからず適当に当たってみたら何となくヒットしました。
小説用が見つかって良かったです♪

これからパウリンの秘密について少しずつ明かされて行きます。
お楽しみに^^
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